八ヶ岳は、日本のほぼ中央に位置し、長野県諏訪地方から山梨県北部にかけてその裾野を広げています。 富士山に次ぐ広い裾野と、山腹までバスが運行されていることもあり、毎年多くの登山者が訪れ、初心者にとっても登りやすい山としても有名です。 |
なりたち |
八ヶ岳は、地殻変動ではなく、火山活動によって作られた山である。 その火山活動の時期や岩質などから北と南に分けられ、北八ヶ岳、南八ヶ岳と呼ばれている。 八ヶ岳という名前の由来は、八ヶ岳が八つの峰からできているためとも言われているし、数多くの高峰が連なる山という意味であるとも言われている。一般に八ヶ岳といったとき、それは主に赤岳、天狗岳、横岳、硫黄岳、阿弥陀岳、編笠山、権現岳、西山の八つを指す。 |
原生林と高山湖 | |
北八ヶ岳といえば、豊かな原生林と、それに囲まれた高山湖である。 標高2000メートル以上の高山湖では日本最大といわれる白駒池は、地面を覆う苔類と針葉樹の原生林が、神秘的な風景を作り出している。 また、天狗岳近くにあるスリバチ池は、乾期には水が無くなる池として知られている。 |
高山植物 |
八ヶ岳の裾野には多くの植物が生息し、その種類は1000余種にもなる。大きく低山帯(標高1500m未満)と亜高山帯(標高2500m未満)、高山帯(標高2500m以上)に分けられる。 |
低山帯には、アカマツ、カラマツなどの針葉樹や、クリ、シラカバなどの落葉樹、キキョウ、ゲンノショウコ、オミナエシなどの草木がある。 亜高山帯には、シラビソ、コバネなどの針葉樹、ダケカンバなどの広葉樹が混在し、草木は背丈が低くなってくる、春から夏にかけてコケモモ、ゴゼンタチバナ、イワカカミなどが咲く。 高山帯は、珍しい高山植物の種類が豊富なことで有名である。クロユリ、コマクサ、ヤツガタケキンポウゲなど、さまざまな高山植物が咲く。 |
八ヶ岳の動物 |
八ヶ岳は日本の中央に位置していることから、南北の動物がいりまじり、珍しい動物も多く、カモシカ、テン、オコジョ、ヤマネ、ノウサギなどとも出会うことがある。鳥類も多く生息する。 |
信仰と民話 |
古くから、八ヶ岳の自然の恩恵を受けてきた諏訪盆地では、八ヶ岳にまつわる民話が今でも語り継がれています。
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2000年から2001年当時の八ヶ岳気温一覧 |
スマートフォンがまだなかった時代、毎日の最高最低気温を発信していました。 当時の気温一覧にしてあります。 |