成り立ち
- 本来の名前の由来は多くの峰を持つ山、とも言われているが
- おもに天狗岳、赤岳、権現岳、横岳、硫黄岳、阿弥陀岳、網笠山、西山を指す
- 赤岳の標高2899Mをはじめとする高い峰が連なる(諏訪湖が2000M)
- 各山の名前は赤岳は岩の色が赤いことからつけられた
- 他の山は形や位置からつけられたという
- また、日本百名山として有名な蓼科山も八ヶ岳にある<
- 南北25KMにわたる八ヶ岳だが、火山活動の時期や岩質などから
- 北と南に分けられている
高山に位置する湖
- 北八ヶ岳周辺には多くの湖、沼が点在する
- 白駒池は標高2000M以上の高山湖では日本最大といわれている、その他、天狗岳近くにある神秘的なスリバチ池は、乾燥期は水がなくなる池としても知られている
植物
- 広大な裾野に多くの動植物が生息する
- 大きく低山帯(標高1500M)と亜高山帯(標高2500Mほど)、高山帯(標高2500M以上)にわけられる
- 低山帯には、アカマツ、カラマツなどの針葉樹、クリ、シラカバなどの落葉樹、キキョウ、ゲンノショウコ、オミナエシなどの草木などがある
- 亜高山帯にはシラビソ、コガネなどの針葉樹、ダケカンバなどの広葉樹が混在する
- 草木は背丈が低くなってくる.コケモモ、ゴゼンタチバナ、イワカガミなどが咲く
- 高山帯は、珍しい高山植物や種類が豊富なことで有名.コマクサ、ヤツガタケキンポウゲ、クロユリ、ヒナリンドウなど豊富な種類である
動物
- 日本の中央にあることから、南北の動物がいりまじり、珍しい動物も多く、カモシカ、テン、オコジョ、ヤマネ、ノウサギなどとも出会うことがある
- 鳥類も多く生息する
おまけ - 八ヶ岳は、その昔、富士山と高さの背比べをしたと言う
- その時、八ヶ岳は富士山よりも背が高く、怒った富士山が八ヶ岳を蹴飛ばして、八つの山に分かれたとのこと
- 地元の子どもが一度は聞くお話し
- 雪解け季節には残雪の形から農作物の種まきを判断し、豊かな水と緑の恩恵を受けている人々の信仰の山でもあります
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